月経困難症の症状に悩む女性は意外と多い?整体院で月経困難症を改善できる?
カテゴリー:月経困難症
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月経困難症の症状に悩む女性は意外と多い?整体院で月経困難症を改善できる?

女性は生理の時に様々な悩みを抱えます。
早い人では生理が始まる2週間前の排卵期から軽い下腹部痛を感じます。
その後、生理開始日までだるさや手足のむくみ、食欲増進や頭痛・肩こりなど身体症状は全身のあらゆる所で起きます。
そして心の症状にも悩まされ、イライラして怒りっぽくなったり普段穏やかなのに急にキレてすごい剣幕で怒り出したり、反対に気力が低下して何もやる気が起きなくなったり、些細なことが気になって気持ちが後ろ向きになり泣き上戸になる人もいます。
そして、生理が始まってからは下腹部痛に悩まされる人が多く、その他にも1日中続く強い眠気や食欲低下、憂鬱な気持ち、肩こりや腰痛など人それぞれにあらゆる症状が起こります。
こういった月経前や月経中の不快な症状を月経困難症と言います。
月経困難症で日常生活に支障が!その原因は?
月経困難症では数多くの身体の症状と心の症状が重なり、仕事をすることも困難になる人もいます。
月経中ならまだしも、月経前から辛い月経困難症に悩まされる人は1ヶ月の約半分をこのような状態で過ごす事になります。
子宮がある位置はヒトの体の下腹部なので、この周辺が痛むのは理解ができます。
しかし、全身や心にまで様々な不快で辛い症状を起こす原因は、いったい何なのでしょうか。
月経困難症のホルモンの変化
この原因はホルモンの変化によるものと言われています。
月経が始まる14日前に排卵期になり、その前日までのホルモンのバランスとの変化が起きます。
それまで多く分泌されていたエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンが少なくなり、反対にそれまで少なかったプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌量が増えます。
それぞれのホルモンには特有の働きがあり、エストロゲンには自律神経のバランスを整える働きがありますが、プロゲステロンにはその働きがありません。
その代わり体内の水分を保持したり、基礎体温を上げる働きなどがあります。
したがって排卵を境に、自律神経のバランスが乱れて心が落ち着かずにイライラしたり、体内の水分を保持するのでむくみやすくなったりなどの症状が出てきます。
そしてむくみは足だけに起こる症状ではなく、頭の方に水が増えると神経に刺激が伝わって頭痛となり、乳房にたまれば乳房が張って痛みを感じます。
ホルモンの働きは血糖値の上昇にも影響を与え、インスリンの分泌を増やすので食後2時間程度ですぐに空腹を感じるようになり、間食が増えることがあります。
同じ女性ホルモンの働きですが人それぞれで症状は違い、症状の強さも異なります。
月経困難症はこんな人に起こりやすい!

仕事や育児でストレスを溜めている人は自律神経が乱れやすく、ホルモンのバランスも崩れやすいので症状が強く表れやすくなります。
几帳面で完璧主義の性格の人や食事のバランスが良くない人もホルモンに影響を与えて月経困難症の症状が出やすくなります。
これらの人は更年期障害の症状も起こりやすいと言われています。
毎月の月経困難症はどうしたらいいの?対策は?

辛い月経前症候群で毎月苦しんでいる人は、ストレスを避けて食事バランスにも気をつけると症状が軽くなります。
そろそろかなと思った時にオイルマッサージなどでリラックスをしたり、ヨガや軽い運動で体温を上げて自律神経のバランスを整えるなどの方法があります。
他にも効果的なのが、婦人科を受診して悩みを相談し、症状に合った薬や漢方を処方してもらうことです。
婦人科まで行くのはちょっと気が重いという場合でも、最近では薬局に月経困難症を軽くするための漢方薬が売られています。
また、婦人科や漢方に苦手意識がある方も多いかと思いますが、一番のおすすめは整体院や接骨院、整骨院などで自律神経のバランスを整える事です。
整体院・接骨院・整骨院などでは自律神経のバランスを整え、身体の根本から改善していきます。
身体の根本から症状を改善する事で毎月漢方を飲んだり婦人科に通い詰める事もなくなります。
「もっと早く来れば良かった」と多くの人が口にしますが、身体の根本から改善できる事ももちろんそうですが、費用面でも整体院・接骨院・整骨院などであれば結果的に安くあがったという場合もあります。
効果的といわれている方法を取り入れてみて自分の症状や日常生活に合う方法が見つかれば、毎月襲ってくる辛い月経前症候群の悩みから解放されます。
そして辛いと言われている更年期障害の症状も、回避できる方法が見つかるかもしれません。