ギックリ腰の原因は?
カテゴリー:腰痛
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ぎっくり腰の原因は?
急に重いものを持ち上げた・くしゃみをした・手を伸ばして遠くのものを取ろうとした。。。。
などの原因で「ぎっくり腰」を起こします。
ちなみに「ぎっくり腰」は傷病名ではありません。 正式には「急性腰痛症」といいます。
整形外科でも、多くの接骨院・整骨院・整体院でも原因は腰の筋肉という見解です。
整形外科ならレントゲンを撮って、異常が無ければ電気治療(効果はありません、気休めと時間稼ぎですが。。)
と牽引治療(保険点数上牽引は必要なのです。同様に効果はなく気休めです)を行います。
多くの接骨院・整骨院・整体院は電気治療とマッサージもしくはアイシングでしょうか?
どこも原因を筋肉としか考えていないのです。
さてここで考えましょう。
腰は体の中でも強靭な筋肉です。
そんな体を支えている筋肉がくしゃみ一発で痛めるでしょうか?
「重いものを屈み姿勢から持ち上げて痛めた」これは筋肉を痛めたと考えてもいいと思います。
しかし、くしゃみや手を伸ばして痛めたというのはあまりにも腰の筋肉の強さからは考えにくいです。
では本当の原因はなんでしょうか?
これは、「内臓」の問題になります。
特に腰の筋肉に関連する内臓は「腎臓」になります。
医学的検査で異常がなくても、機能として疲労しているのです。
その腎臓が疲れてくると、関連する腰の筋肉が緊張・収縮を起こします。
後は、きっかけ待ちです。
「あのときくしゃみさえしなければ。。。。」と思っても、その時くしゃみをしなくても何かのふとした動作で
出てしまったでしょう。
なので、腰の筋肉は結果的に緊張したわけで、そこが原因ではないのです。
内臓から治療することが、原因の解除であり、今後ぎっくり腰にならない予防策となるのです。
整理しますと、ぎっくり腰の原因は重い荷物など変な体勢で持ち上げたことによる、腰の筋肉の損傷もありますが、
わずかな動作で起こってしまったようなぎっくり腰の原因は、内臓(特に腎臓の疲労)が関係しているということです。
いずれにしてもいえるのが、ずっとブログでお話させていただいてますが、マッサージしないことです。
当院は、腰を揉むことなくボキボキ鳴らすことも無く腰を柔らかくする治療をしております!